著者:ポール・マッカートニー(撮影・解説)
監修:藤本国彦
訳者:荒井理子
ページ数:336ページ
ポール・マッカートニーによる撮影!
ビートルズの目から世界はどう見えていたのか。
1964年はビートルズがアメリカと世界を制覇した年。
その当時、ビートルズはまさに「台風の目」だった。
2020年に発見された1000枚におよぶ写真の中から厳選した275枚の写真+ポール本人による解説。
ビートルズが地球上でもっとも有名な人物となった1963年末から1964年にかけての彼らの表情、そして6つの都市(リヴァプール・ロンドン・パリ・ニューヨーク、ワシントンDC、マイアミ)の混沌を切り取った瞬間をまとめた。
ビートルズという"現象"を内側から見た唯一の本。
――世界が僕たちを見つめて楽しんだように、僕たちは世界を見つめ返すことが好きだった――
僕たちがニューヨークに到着したのは1964年2月初旬の金曜日。
そのときは何千人もの注目を浴び、その後テレビのニュースや「エド・サリヴァン・ショー」を通じて、何百万もの目が突如僕たちに注がれたように感じた。
そのときの光景は一生忘れないだろう。
展覧会公式写真集!
ポール・マッカートニー自身が撮影した未公開のプライベート写真を展示する、ロンドン ナショナル・ポートレート・ギャラリーのリニューアルオープン記念展の公式写真集。
展覧会とあわせてお楽しみいただけます!
[著者について]
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)
リヴァプールに生まれ、ザ・ビートルズのメンバーとして国際的な名声を得た後、グループ「ウイングス」のリーダーとなり、その後ソロ活動も成功させた。
代表作に「Yesterday」「Hey Jude」「Maybe I'm Amazed」「Ebony and Ivory」などがあり、世界的にももっとも個性的なソングライターの1人。
[監修者について]
藤本国彦(ふじもと・くにひこ)
東京生まれ。
音楽情報誌「CDジャーナル」編集部(1991年〜2011年)を経て2015年にフリーに。
著作は『ビートルズ216曲全ガイド』『ゲット・バック・ネイキッド─1969年、ビートルズが揺れた22日間─』ほか多数。
映画『ザ・ビートルズ:Let It Be』ほか字幕監修も多数担当。
相撲とカレーと猫好き。
[訳者について]
荒井理子(あらい・あやこ)
福井県生まれ。
お茶の水女子大学文教育学部外国語文学科(英文学専攻)卒業。
主な訳書に『ゲッツ/ジルベルト 名盤の誕生』(シンコーミュージック・エンタテイメント)、『ビル・エヴァンス・トリオ 最後の二年間─Times Remembered』(草思社)などがある。