著者:グレッグ・レノフ(著)、迫田はつみ(訳)
サイズ:A5判
ページ数:576ページ
南カリフォルニアの裏庭パーティ・バンドの成功への道のりを
200人を越える証言を元につぶさに追ったドキュメンタリー
ロックの世界、ギターの世界に革命を起こした超絶ギタリストのエドワード・ヴァン・ヘイレンが昨年亡くなり、
改めてその存在にスポットライトが当てられたバンド、ヴァン・ヘイレン。
類まれなるハード・ロック・サウンドとギター・プレイを生み出しつつも、
ポップでキャッチーな楽曲やショーマンシップに満ちたパフォーマンス、
そしてその界隈ではそれまでほぼ見られなかった「笑顔」で一般の音楽ファンをも幅広く魅了した彼らは、
どのように音楽と向き合い、どのように自分たちの音楽を磨き上げていったのか。
本書ではメンバーの生い立ちからデビュー・アルバムがヒットするまでの黎明期を、
メンバーや彼らの友人、業界関係者など230人を超える目撃者たちの言葉をベースにあぶり出している。
このリアルなドキュメンタリーを読めば、彼らの音楽がまた違って聞こえることだろう。
「ヴァン・ヘイレンのデビュー・アルバム制作の背後にあった、制作過程に対するレノフの見識はすばらしかった」
──テッド・テンプルマン(ヴァン・ヘイレンを手がけたプロデューサー)
【CONTENTS】
イントロダクション
第1章 はじまり
第2章 マンモスの創生
第3章 レッド・ボール・ジェットの冒険
第4章 デイヴィッド・リー・ロス、ヴァン・ヘイレンに加入
第5章 画期的進展
第6章 パサデナの闘い
第7章 競争
第8章 ゴールデン・ウエスト
第9章 商業的将来性ゼロ
第10章 まさに映画のような
第11章 『炎の導火線』
第12章 嵐の前の静けさ
第13章 そして世界へ