著者:グリン・ジョンズ(著)、新井崇嗣(訳)
サイズ:四六判
ページ数:356ページ
「グリン・ジョンズはそこにいた。ロック史上屈指の重要度を誇るいくつかのセッションの現場にいた。
読んでいるうちに、レッド・ツェッペリン、ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズといったグループの到着に備えて、
スタジオをセッティングしているグリンのすぐそばにいる気になれること請け合いの一冊。
僕にとっては、ロック史のページを次々にめくるように進む痛快娯楽作品」──ポール・マッカートニー
モノラル録音の60年代にレコーディング・エンジニアを始め、やがてプロデューサーも兼ねる“サウンドの職人”へ。
21世紀の今まで現役を続けるグリン・ジョンズが数々の名仕事(時に迷仕事)や、
ミュージシャンたちとの交流を生々しく振り返る、ロック・ファン必読の回顧録。
【CONTENTS】
少年時代から青年期
ジャック・グッド
日曜のセッション
1960年、初セッション
60年代前半、シンガー・ソングライター/フリーランス・プロデューサー
62年、ステュ
ノルウェーの娘
62年、その後
フリーに
アンドルー・オールダム
1966年、スペイン、ビル・ワイマン
60年代前半のマネージャーたち
クリス・ブラックウェル
1966年、夜をぶっとばせ
1967年春、ストーンズ欧州ツアー
1968年、未来の子供達、パート1
1968年、ブライアン・ジョーンズとグナワ
1968年、カリフォルニア
1968年、セイラー
1968年10月、レッド・ツェッペリン
1969年、ザ・ビートルズ
1969年3月、デヴィッド・アンダール
1969年7月、ミミ、ヤン、ボブ
60年代の総括、ハウリン・ウルフ、ハンブル・パイ、「マッド・ドッグス」、「スティッキー・フィンガーズ」、『ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター』、”悪魔を憐れむ歌”
1971年、ザ・フーとニール・ヤング
マーキー・クラブのストーンズ
「フーズ・ネクスト」
デニー・コーデルとレオン・ラッセル
1971年、イーグルス
1973年、「ならず者」、「オン・ザ・ボーダー」
1965年〜73年、スモール・フェイセス/ザ・フェイセス
1971年、ロニー・ウッド、ピート&エリック、「ブラック・ボックス」、ジョンとの最後の思い出
1974年12月〜1975年2月、「ブラック・アンド・ブルー」
フェアポート・コンヴェンション、キース・ムーン、デレク・グリーン、AFL、ジョーン・アーマトレイディング
1976〜77年、「ラフ・ミックス」と「スローハンド」
1978〜79年、「ホワイト・マンションズ」と「ザ・レジェンド・オブ・ジェシー・ジェームズ」
MTV
1982年、ザ・クラッシュ
1983年、ARMS
80年代と90年代
フレッド・ウォレキ
「アッシズ・ファイア」
2014年