発売予定日:2025年6月10日
※先行販売
※発売日は目安となっており、日程が前後する可能性がございます。
著者名:ケヴィン・カミンズ
翻訳者名:鈴木あかね
ページ数:256ページ
仕様:B5判変形(263 × 194mm) / ハードカバー
英国を代表するロックバンド、オアシス誕生の瞬間──巨匠ケヴィン・カミンズの象徴的写真×ノエル・ギャラガーの言葉で描く決定的写真集
ジョイ・ディヴィジョン、ビョークらを手がけた高名な写真家ケヴィン・カミンズが、オアシスの音楽と素顔をアイコニックな写真で浮かび上がらせる。初公開写真多数収録、バンド成功への進化の歴史が明かされる!
オアシスがデビューを迎えるまでの激動の12カ月を追った貴重な写真や、デビュー直後のバンドのアイコニックな写真を収録。その多くが世界初公開となる未発表ショットです。
ケヴィン・カミンズは、ジョイ・ディヴィジョン、ビョーク、デヴィッド・ボウイなど、数々のトップアーティストを撮影してきた経歴を持つ、世界でも高名なフォトグラファーとして知られています。
1993年、オアシスはクリエイション・レコーズと契約し、デビューアルバム『Definitely Maybe』の制作に向けて動き出します。バンドのサウンドに合ったルックスを確立するために起用された ケヴィン・カミンズは、初期の熱狂的なライブや、音楽性を象徴する若く強烈な熱が迸る彼らの素顔を撮り続けました。
マンチェスターのアフレックス・パレスで新調した服に身を包む初々しい姿、地元のパブやストリートで撮影された等身大の彼ら、Brother社のロゴが入ったマンチェスター・シティのユニフォームを着たギャラガー兄弟──まさに、バンドの進化と世界的成功への足跡をビジュアルで追うことができる一冊です。
さらに、ノエル・ギャラガー自身が写真にコメントを寄せ、フットボール、ファッション、音楽についての思いを語るほか、当時の回想を交えながら、バンドの成長を振り返ります。また、文化評論家ゲイル・クロウザーによるオアシスの影響力に関する考察、ケヴィン・カミンズの貴重な証言も収録。
誰もが知る「オアシス成功の物語」のその前に──彼らがいかにして自らのアイデンティティを確立し、世界を変えるバンドへと進化したのか。本書は、その「マスタープラン」を明らかにする決定的な記録です。
オアシスはどのように誕生したのか?
新たなバンドの サウンド、ルックス、アイデンティティ を形作る無数の要素とは何か?
オアシスの誕生と進化を目撃する、すべての音楽ファンにとって見逃せない一冊となっています。
【著者について】
ケヴィン・カミンズ(Kevin Cummins)
世界有数の写真家として国際的に高く評価されており、イアン・カーティス、デヴィッド・ボウイ、ザ・スミス、イギー・ポップ、ビョーク、デボラ・ハリー、ボブ・マーリー、パブリック・エナミー、パティ・スミス、オアシス など、多くのミュージシャンの象徴的なポートレートで名を馳せている。
彼の写真は、ブルックリン美術館、シドニー・オペラハウス、ペース・ギャラリー をはじめ、ニューヨーク、ロサンゼルス、ブエノスアイレス、ベルリン、ロンドン、ボローニャ など、世界各地のギャラリーや美術館で展示されてきた。また、彼の作品は、ナショナル・ポートレート・ギャラリー、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)、マンチェスター・シティ・アート・ギャラリー の永久コレクションにも収蔵されている。
カミンズは、イギリスのロックの"バイブル"と称される音楽誌NME(ニュー・ミュージカル・エクスプレス) との20年間にわたる関わりの中で、現代音楽史に残る数々の象徴的な写真を生み出してきた。
2015年には、マンチェスター・メトロポリタン大学 より 名誉博士号(芸術) を授与されている。
「アイコニックな写真家であり、冒険的なファンであり、内側からの目撃者として、ケヴィン・カミンズは常に文化の最前線にいた。」
〜ポール・モーリー(音楽ジャーナリスト)〜
「過去半世紀にわたり、UKオルタナティブ・ミュージックのルックスを最も印象的に捉えてきたのは、ケヴィン・カミンズに他ならない。」
〜サイモン・アーミテージ(詩人)〜